i言語で書かれた文をざっくり理解するためのマニュアル
(2008/4/28版)
アイドレスで、今後かなり使われていくと思われる、i言語。
でも、記号だらけで、慣れないとなにがなんだかさっぱり。
しかも、i言語の定義文はi言語で書かれていたりします。
近くにちょうど聞ける人がいないと、わからないまま頭を抱えていないといけないかも知れません。
これは、そういう人の助けに少しでもなれればいいな、な文章です。
・まず最初に
i言語は、箇条書きの延長です。
少なくとも、ざっくり見る上ではそう考えていいはず。
まずは、t:やf:、l:、l!:を一回・に置き換えてみてみましょう。
とりあえず、少しは読む気がわくんじゃないでしょうか。
・tとかの後に(〜)が
置き換えるとき・の代わりに〜.とすればまあ、普通の行頭番号つき箇条書きの形です。
例えば、t(1)なら1.といった具合ですね。
・Lとか{}とか
{}は、要は字下げの代わりです。
少なくとも以下略。
なので、{}の中の文の前にスペースを入れて、{}は消しちゃいましょう。
L:はまとまりのことです、記号L:を消すとちょうどよく箇条書き文のまとまりの名前っぽくなります。
・U
Uは、〜という条件では、と読み替えるといいと思います。
・イコール
イコールの処理は機械的にしづらいかも、です。
A=Bは、AとBは等価である、と読むのが多分一番正しいです。
AはつまりB、とかAだからB、とか一番当てはまるのを適当に充てて下さい。
A=側面:Bは、AにはBという面がある、とかそんな感じで。
・ICG、IWG、ILG
ICGはタイトルです。ここではこれについての話、で充分。
IWGはおしまい、の意味ととらえて大丈夫です、きっと。
ILGは中断、最後まではできていない、という感じ。
・t、f、l、l!の区別
tは決まったこと、fは決めたいこと、lは今(そのゲームのなか)だけそう決めたいこと、l!は今だけそう決まったこと。
・通った、通ってない
通ってない、なら言われた対象はNGだと思えば一先ずオーケーです。
・r:
何かをします、という宣言のマーク。ただ消しても、内容の大雑把な把握には、支障はありません。
・コメント
#がつく文は補足というか説明みたいなものです。分かりにくいところによくつきます。
だいたいそのまま読むといいですが、記号がいやならコメント()で置き換えできます、きっと。
・Q、A
そのまんまです。この記号まで置き換えしなくても、まあいいですよね。
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駆け足でしたが、i言語が読めなくとも、これでまあ大雑把な内容の把握は少しは楽になるんじゃないかと思います。
実際に役に立てば嬉しく思います。
三園晶
(対象・ゲーム言語i 2008年4月15日版)